こちらの記事では、御朱印集めで覚えておきたい6つのマナーについてお話します。
「御朱印集めてみない?御朱印の意味と御朱印帳の選び方を解説!」という記事で、御朱印の意味や御朱印帳の選び方を解説しました。
これから近所の神社から御朱印を集めていくぞ!
御朱印を集める際は、自分にとっても寺社側とっても気持ちの良いやり取りをしたいですよね。
そこで、「これは覚えておきたい!御朱印集めのマナー6つのポイント」について解説していきますね。
目次
マナー1:参拝してから御朱印をいただこう!
御朱印は、「神社・お寺に参拝した証」という意味を持ちます。
スタンプラリーではありませんので、神社やお寺を訪れて、社務所や寺務所に直行して「御朱印ください」と言うのはとても失礼なことです。
たとえ御朱印目的だったとしても、御朱印が持つ意味を尊重して、神様や仏さまをお参りするのは素敵なことです。
必ず参拝して、神様や仏さまに挨拶してから御朱印をいただきましょうね。
神社とお寺の参拝マナーについては、それぞれの記事で解説しているので、よかったらチェックしてみてくださいね♪
神社やお寺が混んでる場合は?
基本的に人が少ない時間帯に行くと、参拝も御朱印をいただくのもスムーズにいきますが、混んでいるときもありますよね。
神社やお寺によっては、まず御朱印帳を預けておいて、書いていただいている間に参拝をするという方法を取ることもできます。
「うわぁ混んでる…これは参拝から御朱印の流れだと結構時間かかりそうだなぁ」というときは、御朱印帳を預けて参拝の間に書いていただくことができるか、お坊さんや神職さんに相談しましょう。
ちなみに、こういう時お坊さんや神職さんは、たくさんの参拝者から御朱印帳を預かります。
そうなると、どれが誰の御朱印帳か分からなくなっちゃう可能性がありますよね。
紛失や渡し間違いを避けるために、御朱印帳の表紙、もしくは内側に名前を書いておくのをお忘れなく…!
マナー2:受付の時間を守ろう
御朱印はいつでも受付可能というわけではありません。
神社やお寺によりますが、大体9時~16時(17時)ぐらいまでですね。
私の経験だと、社務所や寺務所の時間、拝観時間に合わせていることが多いです。
前もって、行く予定の神社やお寺のことをインターネットなどで調べておくと安心ですね。
でも、「特に時間は書いてない…」という場合もあります。
不安な場合は、朝早くや閉門ぎりぎりの時間を避けた時間帯に訪ねましょう。
私の場合は大体10時ぐらいに参拝して御朱印をいただくようにしています。
ところで御朱印ってどこでいただけるの?
大きな寺社だと、「御朱印受付」と書かれた看板を掲げているところがあります。
他にも、社務所や寺務所でいただけることがありますね。
マナー3:御朱印帳は開いて渡そう

御朱印をいただく際は御朱印帳を開いて、どこに書いてもらうか分かるようにしておきましょう。
この時、御朱印帳にカバーをかけていたらカバーも外しておくとグッドです。
そのため、「カバーを外してください」と言われることもあるので、あらかじめカバーを外しておきましょう。
マナー4:書いていただいてる間は静かに待とう

これ大事。
個人的に「先に参拝」と同じくらい大事。
「御朱印集めてみない?御朱印の意味と御朱印帳の選び方を解説!」でもちょろっとお話してるんですが、御朱印は「参拝証」の他にも、「仏様・神様を書き表した一種のお守り」という尊い意味があるんですね。
それに、お坊さんや神職さんが心を込めて丁寧に書いてくれるものです。
特別なものなので、書いていただいている間はお喋りをしたり、スマホを操作したりしないで静かに待ちましょう。
あと、御朱印を書いている所を無断でパシャっと撮るのもダメですよ!
マナー5:できれば御朱印代は小銭で…!

おつりの準備をさせるというのは手間ですよね。
できればそれは避けたいところです。
特に1万円札や5千円札はもってのほか!!
できるだけ普段から小銭をためておくようにした方が良いですね。
ちなみに、御朱印のお代は基本的に300円~500円。
時々「お気持ちで良いですよ」という場合がありますが、その場合は好きな金額を渡しましょう。
お金は封筒とかに入れたほうが良い?
経験から言うと、別に封筒などに入れなくても良いと思ってます。
というのも、私も最初はお金を包んで渡してました。
包んだお金を渡すと「丁寧にありがとうございます」と言われることもあったので、やっぱ丁寧に越したことはないなぁとか思ってたんですよ。
でも、1度包んだお金を渡したときに、微妙な反応をされたことがあって…。
まぁ、相手側にとったら提示金額に満たないお金を入れられてても困りますからね;
その反応をされて以来、お金を特に包まずにそのまま渡すようにしています。
それで丁寧にしたい気持ちは伝わると思うよ
マナー6:御朱印の前後はお願いとお礼をしよう!
これは人としてのマナーですね。
紹介する順番的には最後になりましたが、
御朱印をいただく前に「御朱印をお願いします」または「御朱印をいただけますか?」
いただいたあとに「ありがとうございました」
お願いとお礼を言うと、人として気持ちが良いですよね。
マナー番外編
以上が知っておきたい6つの基本マナーです。
ここからは、プラスαで知っておきたい番外編となっています。
なんか色々御朱印の種類があるけど…
お寺や神社によっては、御朱印が1種類ではなく数種類ある場合があるんですよね。
中には期間限定でいただけるものとか…。
私が知っているのだと、八坂神社の16種類ですね…。
お寺の御朱印だって、祀っている仏さまの数分御朱印があることもあります。
そういう時は、「○○の御朱印をお願いします」と、どの御朱印を書いていただくか伝えましょう。
御朱印帳を忘れちゃった!どうしたらいい?
「御朱印帳を持ってくるの忘れちゃった!!」という時、あると思うんです。
ほら、「あ、良い神社だな~。参拝しよう…。……やっべ!!!御朱印いただけるのに御朱印帳忘れちゃったよ!!!」って場合があると思うんです。
こういう場合は、御朱印をいただけるところで「御朱印帳を忘れてしまったんですが、御朱印をいただくことはできますか?」と聞いてみましょう。
基本的に、あらかじめ半紙に御朱印が書かれたものが用意されているので、それをいただくことができます。
書き置きの御朱印紙をいただいたら、御朱印帳に貼り付けたり、クリアファイルで保存したりしましょうね。
まとめ
以上で、知っておきたい御朱印の基本マナーを終わりにしようと思います。
ここで、1度振り返ってみましょう。
- まずは参拝してから御朱印をいただく
- 受付時間を守る
- 御朱印帳は開いて渡そう
- 書いていただいてる間は静かに待とうね
- 御朱印代は小銭で!
- 「お願いします」「ありがとうございました」を忘れずに
参考になれたら嬉しいです…!
それでは、ここまで読んでくださりありがとうございました!

